2019-2020シーズンは、新コロナウィルスの影響で、シーズン途中で終了。
今シーズンの結末を見られなくて残念ですが、仕方ないですね。来シーズン、無事に開幕出来ることを祈ります。
暇な週末を利用して、Bリーグの公式サイト(https://www.bleague.jp/)からチーム成績とスタッツを収集。各データをグラフ化して、気づいたことをコメントしていきます。
まずは、2019-2020シーズンの各チームの勝率、得失点、ポゼッション、得点効率から始めます。
1.チームの勝率
・勝率は、A東京、川崎、宇都宮が3強を形成。
・昨年勝率86,7%で一位だった千葉が、今シーズンは勝率70%と大きく落としています。
・毎年残留争いで驚異の力を見せている滋賀。
今シーズンは勝率5割を超えて、チャンピオンシップ出場も狙えただけに、シーズン途中終了は残念だったでしょう。
・下位チームで気になるのは、新潟と三遠の成績不振。
新潟は昨シーズン勝率75%で中地区1位だったのが、今シーズンは勝率31.7%で降格圏。
三遠は今シーズン勝率12.2%で5勝しか出来ていません。
2.1試合平均得点
・昨シーズン75.3得点だった渋谷が、今シーズンは85.3得点でトップ。
伊佐HCの元、全員でアグレッシブなバスケを行った結果が表れています。
・新潟は、昨シーズン80.2得点から今シーズン70.3得点へ大幅ダウン。
ガーデナーが移籍したことで、戦術ガーデナーを使えなかったことが、大きく影響していると予想します。
・三遠は、唯一70点以下で得点最下位。いくらディフェンスを頑張っても70点取れないのは厳しい。
今シーズンの三遠の試合を少し見た印象は、どこで攻めるかチームとして統一できておらず焦点がぼけたオフェンスをしているだったので、印象通りのデータです。
3.1試合平均失点
・失点ワーストは三河。
オフェンスマシーンのガーデナーと川村が加入し、ディフェンスレスで殴り勝つロスターと噂されていましたが、予想通り!?の結果でしょうか。
・堅守のイメージがある京都は、80失点超え。守備の不安定さが、13連敗につながったのかもしれません。
・A東京は、唯一70点以下の失点。
攻守のエースG田中大貴、ウィングのディフェンダー菊地、ゴール下の存在感があるカークと守備力の高い選手がそろっていて、HCのルカが統率の取れたディフェンスを教え込んでいることが要因だと思います。
4.1試合平均得失点差
・当然ながら成績上位のA東京、千葉、宇都宮、川崎が得失点差でも上位。
・三河は若干マイナスで、失点は気にせず得点を取るバスケが通用していたとは、言いづらい結果に。
・勝率1割台の三遠が得失点差でも最下位の-12.7。チーム作りが出来ていなかったシーズンでした。
5.Possessions(ポゼッション、攻撃回数)
「バスケットボールを数字で分解する。~みんなに知ってほしいFour Factors~」
https://www.sportsanalyticslab.com/column/basketball-mathematics.html
のサイトを参考にPossessions(略称はPOSS)を計算しました。
POSSが高いほど、ショットクロック24秒を使い切るまでに攻撃を終える、トランジションで攻めることが多い傾向があります。
POSSが高いとペースが速い、低いとペースが遅いと表現します。
また、POSSが高いと、相手チームの攻撃回数も多くなるため、得点と失点が増えます。
・渋谷が90近い攻撃回数で、ダントツの1位。高い位置からプレスして速攻を出すチームスタイルが浸透していた結果だと思います。
・渋谷と似たスタイルの秋田も85.6で高い数値。
・失点ワーストの三河は、平均より遅い81.4。
ペースが遅いのに失点が多かったので、ディフェンスはかなり悪かったと言えます。
・最もペースが遅かったのはA東京。
失点も一番低かったので、じっくり守り勝つバスケの言葉が似あうチームでした。
6.Point Per Possession(得点効率)
5.に挙げたサイトを参考にPoint Per Possession(得点効率)を計算しました。
Point Per Possession(略称はPPP)は、1回の攻撃当たりの得点期待値です。
・三河が1.01で得点効率1位。
ペースが遅くて得点効率が良いのに、勝率は5割未満。ディフェンスに課題があったことは各データから言えそう。
・三河を除けば、成績上位の川崎、A東京、千葉、宇都宮が得点効率でも上位。
成績下位の三遠、島根、新潟、横浜が得点効率でも下位でした。
以上。





